

キャバクラで働く女の子の中には、指名替えについて悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
「指名をもらえても、なぜか長く続かない…」
「どうして指名替えされてしまうのか、理由を知りたい」
「ほかの子から自分に指名替えされて気まずくなった…」
結論から言うと、指名替えをされたとしても、あまり気に病む必要はありません。
この記事では、約900件以上のナイトワークを紹介してきた「ナイスタ求人」が、キャバ嬢の指名替えの捉え方について詳しく解説していきます。
さらに、魅力的なキャバ嬢になるためのコツや、自分が指名替え先になってしまったときの対策もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
【キャバクラ】指名替えとは?
「指名替え」とは、お客様が今まで指名していたキャストではなく、別のキャバ嬢を新たに指名したいと申し出ることです。ほかのキャバクラに通うことではなく、あくまでも同じお店で別の子を指名することを指します。
キャバクラには「自由指名制」と呼ばれる制度があり、お客様は好みのキャバ嬢を自由に指名できます。しかし、キャスト同士のいざこざを誘発する可能性が高いことから、お店側としてはあまり歓迎できる行為ではありません。
そのため、キャスト同士のトラブル防止の観点より、キャバクラによっては指名替え自体を禁止している場合も多いです。
指名替えが起こるのはなぜ?主な理由4選
指名替えの主な理由は以下の4つです。
- 指名替えに抵抗がないタイプだった
- ほかの女の子に目移りしてしまった
- キャバ嬢が構ってくれなくなった
- 指名の子の対応に不満がある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
指名替えに抵抗がないタイプだった
そもそも指名替えをよくするタイプのお客様なら、お店側も「そういう人」と認識しているので、過度に気にする必要はありません。
特に、以下のような傾向を持つお客様は、指名替えが多い傾向があります。
- 指名制度をよく理解していない夜遊び初心者
- 人気のキャバ嬢をとっかえひっかえしたい人
- キャバ嬢に自分を取り合いさせたいと考えている人
ほかの女の子に目移りしてしまった
「ほかの女の子に目移りしてしまった」というのは、恋愛(色恋営業)目的で来店するお客様に多い指名替えの理由です。
- 最初に指名していた女の子よりもタイプの子に出会った
- ヘルプで付いた子のほうが会話が弾み、相性の良さを感じた
ただし、意図的にほかのキャストがお客様を横取りしようとしたケースもあります。たとえば、「私なら店外デートしてあげるのに」「枕営業してもいいよ」などの甘い言葉を囁くなどです。
このような意図的な横取りは、「爆弾」と呼ばれるタブー行為に該当し、キャスト同士のトラブルに発展する可能性があります。
キャバ嬢が構ってくれなくなった
「キャバ嬢が構ってくれなくなった」というのは、独占欲の強いお客様に多い指名替えの理由です。
人気キャストになると、特定の指名客の席に着く時間が少なくなります。指名被りなどが起きてしまうと、独り占めしたいお客様が不満を募らせてしまうのです。
嫉妬深いお客様は、ほかの卓で楽しそうに会話しているのを見ると、「もっと自分だけを見てくれる子を指名したい」「指名替えして気を引きたい」などと思ってしまいます。
指名の子の対応に不満がある
お客様が通っているうちに「合わないな」と感じ始めると、残念ながら指名替えされるケースもあります。
- アフターに行ってくれなかった
- 店外を断られた
- ノリが合わなくなってきた
- 慣れてきて接客が雑になった
このケースについては、キャバ嬢に問題がある可能性もあるため、自分の接客態度を見直す必要があります。
指名替えされてしまったときの心得
もし指名替えでお客様が離れてしまっても、自分に非がないのであれば慌てる必要はありません。
以下の余裕ある態度を心掛けましょう。
- 気にせず普段通りに接する
- 指名替え先の女の子を責めない
感情に任せてお客様や黒服に詰め寄るのはNGです。仕事のうちと割り切ってプロとしての対応を見せることが、お客様とお店双方の信頼を勝ち取ることにつながります。
気にせず普段通りに接する
まずは、普段通りお客様へ接することを心掛けましょう。もちろん、指名替え後もLINEなどで連絡を続けてOKです。
指名替えの理由は、キャストの気を引きたいがため、あるいはお客様の気まぐれということもあります。自信のある態度や魅力的な対応を心掛けていれば、指名替えしても戻って来る可能性は高いでしょう。
「また会いに来てくれるのを待ってるね!」といったシンプルなメッセージを送り、気にしていないような態度を取るのが効果的です。
指名替え先の女の子を責めない
指名替え先の女の子に悪意がないなら、逆恨みで責めるのはやめましょう。悔しい気持ちはわかりますが、人間関係が悪化すると、最悪どちらかが移籍したりやめたりすることになります。
トラブルにならないよう、お客様だけでなく指名替えのキャバ嬢に対しても、普段通り接することを心掛けてください。
指名替えされない魅力的なキャバ嬢になるコツ
「指名客が頻繁に入れ替わってしまう」「長く指名してくれる人がなかなか見つからない」という場合は、自分の接客方法を見直すのもおすすめです。
- お客様管理を徹底する
- 会話力とコミュニケーション力を磨く
- 自分にしかない魅力を磨く
上記を意識して、自分の魅力やキャバ嬢としてのスキルを高める努力をしましょう。
お客様管理を徹底する
まずは、お客様一人ひとりの情報を細かく記録して、適切に管理することを意識してみましょう。
- 前回話した内容を覚えているか
- 営業LINEの内容はお客様に合っているか(文面、頻度、送る時間帯など)
- おねだりをしすぎていないか
- 同伴を頻繁に誘いすぎていないか
- 逆に誘いを断りすぎていないか
特に、これまでの会話内容を覚えているかどうかは信頼に関わる重要な部分です。趣味・関心・悩みなどをメモしておき、会話に自然に混ぜることによって、相手に特別感を与えられます。
会話力とコミュニケーション力を磨く
会話力とコミュニケーション力を磨き、お客様の話したいことを引き出して、共感することも大切です。
- 質問上手になる
- 興味関心のある話題を振る
- 言葉や態度で共感を示す
また、以下の心理的なテクニックを使うことで、相手の心を掴む方法もあります。
- ペーシング:相手の身振り手振りや話し方に合わせて親近感を抱かせる
- ツァイガルニク効果:少しずつ自分の情報を開示して好奇心を刺激する
- 返報性の法則:小さな気遣いや親切を積み重ねてお返しさせる
例として、お客様の好みのドリンクを覚えておくと、「○○さん、△△でしたよね?」とさりげなく声をかけられ、気が利く印象を与えられます。
自分にしかない魅力を磨く
自分のチャームポイントを知り、ほかのキャバ嬢と差別化する部分を作ることで、相性のいいお客様が見つかりやすくなります。
- 見た目を磨く
- 特技やユニークさを磨く
- 接客スタイルを確立する
キャバ嬢は見た目が大切ですが、美人である必要はありません。自分の素材が最も輝くドレス・メイク・髪形などを研究し、魅力的に見せることが大切です。
また、カクテル作りの腕前やマッサージ、占いや手品など、自分だけの特技を作ることでお客様の印象に残る接客ができます。
さらに、自分の接客スタイルを確立することも重要です。キャバクラにはさまざまな接客スタイルがあるので、自分に合ったものを模索してみてください。
- 明るく元気な雰囲気を活かしたい:友営
- 近い距離感での接客が得意:色恋
- 強気な態度が気に入られている:オラ営
自分が指名替え先になってしまったら?
意図的に「爆弾行為(横取り)」を仕掛けたわけでなければ、自分が指名替え先になったとしても、過度に気に病む必要はありません。指名替えは、キャバクラの現場ではそれほど珍しいことではないからです。
とはいえ、もともと指名されていたキャストとの関係が悪化しないよう、敵意がないことを言動で示すなど、適度な気遣いを忘れないことが大切です。些細な配慮が、職場の人間関係を円滑に保つポイントとなります。
まとめ
お客様に「また会いたい」と思ってもらえるキャバ嬢になることが、指名替えを防ぐ最も確実な方法です。日頃からお客様管理を丁寧におこない、接客の質を高めることで、指名替えのリスクは着実に減らせます。
ただし、どれだけ努力しても指名替えが減らない場合は、お店の客層が自分に合っていない可能性もあるでしょう。また、指名替えによってほかの女の子と気まずくなってしまった際は、ぜひ移籍することも検討してみてください。
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