

「キャバクラのアフターって、具体的には何をするの?」
「同伴とアフターは何が違うの?」
これからキャバクラで働こうと考えている女の子の中には、上記のような不安や疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
同伴とアフターは、「お店の外でお客様と一緒に過ごす」という点では同じサービスです。
しかし、実はシチュエーションやメリットなどが異なるため、しっかり理解した上でおこなわなければなりません。
そこでこの記事では、ナイトワーク求人専門サイトである「ナイスタ求人」が、以下の内容について詳しく解説していきます。
- キャバクラのアフターとは
- アフターでおこなうサービス内容
- アフターと同伴の違い
- キャバ嬢がアフターをするメリット
- アフターするときの注意点
- アフターが不安な場合
ぜひ紹介する内容を読んで、アフターのシステムが自分に向いているかどうか、しっかり把握してみてください。
【キャバ嬢】キャバクラのアフターとは?
アフターとは、キャバクラの営業後(閉店後)にキャバ嬢がお客様と一緒に遊びに行くシステムのこと。
実はアフター自体は無給であるため、キャバ嬢の稼ぎにはなりません。
キャバ嬢がプライベートの時間をお客様のために使う、一種のサービス残業のようなものだと捉えましょう。
詳しくは後述しますが、アフターの場合はお店からのフォローなどはありません。
そのため、キャバ嬢自身が自分の行動に責任を持つ必要があります。
キャバクラのアフターでは何する?
キャバクラのアフターで多いのは以下の内容です。
- バーや居酒屋で飲み直す
- カラオケに行く
- サパークラブに行く
一番無難なアフター先は「バーや居酒屋」になるでしょう。
軽食を取りながら飲み直すというケースや、雰囲気のいいバーでしっぽり飲み直すケースが多いです。
歌が好きな方や「もっとキャバ嬢と仲良くなりたい」というお客様は、「カラオケ」をアフター先に選ぶこともあります。
盛り上がれる場所なので、グループでのアフター先にも最適でしょう。
また、「サパークラブ」に行くケースも多いです。
サパーは別名「ボーイズバー」とも呼ばれているお店で、ガールズバーの男性版を想像するとわかりやすいでしょう。
男性キャストがカウンター越しに接客してくれるシステムを採用しており、キャバクラのアフター先によく使われます。
ダーツやカラオケ、ショーなどが楽しめるお店も多いため、楽しく盛り上がりたい方におすすめです。
アフターしたい男性顧客の心理とは
なぜ一部の男性顧客は、キャバ嬢をアフターに誘うのでしょうか?
アフターに対する男性の心理はさまざまですが、一般的には以下のような要素が影響しています。
- キャバ嬢を独占している優越感・特別感があるから
- キャバ嬢に大切にされているように感じられるから
- 「あわよくば」を狙っているから
アフターでは、普段お金を使って一緒にいるキャバ嬢がプライベートな時間を共有してくれることから、お客様は優越感に浸れます。
とくに人気のあるキャバ嬢とのアフターは、ハイブランドを身につけているような特別な感覚を味わえるでしょう。
さらに、キャバクラでは時間が制限されているため、アフターでプライベートな時間を一緒に過ごせることは特別感があるものです。
「売れっ子なのに自分のために時間を使ってくれている」と感じられることから、どれだけ大切にされているかの確認を求めている場合もあります。
しかし、一部のお客様は、アフターを通じて「あわよくば」お持ち帰りを狙っていることも。
お店の監視が無くなることでお酒を強要し、そのままホテルに誘おうとすることも珍しくありません。
お酒に酔った状態でのお触りやホテルへの誘いは、男性客が抱く妄想の一環として、アフターに誘う理由のひとつといえるでしょう。
そのため、アフターに誘われる側のキャバ嬢は、これらの心理を理解して適切な対応を心掛けることが大切です。
自身の安全や快適さを考慮しながら、お客様との関係を築いていくことがいい結果につながるでしょう。
アフターと同伴の違いとは
キャバクラには、「アフター」と似たようなサービスとして「同伴」というものもありますが、この2つは具体的にどう違うのでしょうか。
ここからは、アフターと同伴の違いについて詳しくみていきましょう。
- 同伴:仕事の前にお客様と合うサービス・指名料や同伴料がかかるので給料が発生する
- アフター:仕事の後にお客様と合うサービス・プライベートのため料金は発生しない
同伴とアフターは、どちらもお店の外でお客様と時間を共有するサービスです。
「同伴」はキャバ嬢が仕事の前にお客様と会うサービスであり、お店を通しているため指名料や同伴料などが発生します。
一方「アフター」はキャバ嬢のプライベート時間であり、お店側のサポート・フォローなどはなく、もちろん追加料金もありません。
ただし、お客様や対応によってはチップやタクシー代がもらえるケースもあります。
同伴はお店内で楽しい時間を提供することが目的であり、アフターはよりプライベートな空間でお客様との交流を深めることが期待されるサービスです。
キャバ嬢はお客様との関係性を慎重に築きながら、それぞれのサービスを適切に提供することが求められます。
キャバ嬢がアフターをする4つのメリット
「アフターが無給なら、キャバ嬢にメリットがないのでは?」と思う方も多いでしょう。
一見メリットのないように見えるアフターですが、実はいくつかメリットもあります。
- 指名をもらいやすくなる
- 特別感を演出できる
- 人脈が広がる
- プレゼントや食事の機会を得られる
これらのメリットを理解してアフターを上手に活用することで、仕事においてもプライベートにおいても充実感が得られるでしょう。
アフターのメリット1:指名をもらいやすくなる
アフターをおこなう1番のメリットは、指名をもらいやすくなること。
その場では給料は発生しませんが、お客様とより多くの時間を過ごすことで、次回以降の売上にプラスの影響を与えられるのです。
また、アフターを提供してくれるキャバ嬢とそうでないキャバ嬢とでは、好感度に大きな差が生まれる傾向があります。
お客様が同じくらいの容姿や接客内容のキャバ嬢で指名を迷っている場合、アフターOKの女の子を選ぶ可能性は大いにあるでしょう。
人気キャバ嬢は容姿だけでなく、サービスの充実も求められるのです。
アフターに行ったからといって必ず指名がもらえるとは限りませんが、自分を売り込むいい機会にはなります。
指名を重ねていくためには、積極的にアフターに参加することが成功の鍵です。
アフターのメリット2:特別感を演出できる
アフターはお客様に「特別感」を提供できるメリットがあります。
プライベートな時間を割くことで、「気に掛けてくれている」と相手に思ってもらえるのです。
たとえば、ほかのお客様と指名が被ってしまったときや、お店が混んでいてゆっくり過ごせなかったときのフォローとして活用できます。
指名が絶えないキャバ嬢は、お客様の不満を特別感に変える手段としてアフターを使っているのです。
アフターのメリット3:人脈を広げやすい
アフターは人脈を広げビジネスチャンスを得る手段としても有効です。
売れっ子キャバ嬢の多くは、人脈を活かして指名客をゲットするテクニックを活用しています。
たとえば、アフターで訪れたお店にお客様の知り合いがいた場合は、そこで意気投合し仲良くなることも。
その知り合いの方が後日お店に訪れ、指名してくれる可能性もあるのです。
アフターのメリット4:プレゼントや食事の機会を得やすい
アフターではプレゼントをもらったり、ご飯をおごってもらったりしやすい傾向があります。
「プライベートな時間を割いてくれているから」と、豪華な食事や贈り物を用意してくれるケースも多いでしょう。
お客様はお気に入りのキャバ嬢に喜んでもらいたいと思っています。
アフターは、自分ではなかなか手が出せないブランド品や高級料理などをいただく機会にもなり得るのです。
【4つ】キャバ嬢がアフターするときの注意点
一方で、アフターをする際には注意が必要です。
仕事の一環とはいえプライベートな時間を共有することになるため、以下の点に留意してしっかり線引きをおこないましょう。
- お客様への配慮を忘れない
- 遠くのお店に行かない
- お酒で判断を間違えない
- アフターがメインにならないようにする
アフターの注意点1:お客様への配慮を忘れない
アフターはプライベートな時間ではありますが、お客様への配慮も忘れないことが大切です。
キャバ嬢として働く上で、最低限のマナーは押さえておきましょう。
たとえ親しくなったとしても、ビジネス上のお付き合いであることには変わりありません。
ラフすぎる振る舞いやプライベートすぎる話題は避ける方が無難です。
また、社長や地位の高いお客様は礼儀作法に敏感なため、品のある振る舞いを心掛けましょう。
アフターで高級割烹などに行く際には、箸の持ち方やお食事の作法に気をつけ、お客様にいい印象を与えるよう心掛けてください。
また、「好きなものを頼んでいいよ」といわれたとしても、無闇に高級なメニューばかりをオーダーするのはNG。
相手の本音を探りながら謙虚に振る舞うことが大切です。
このような配慮がお客様の好感度を上げ、アフターだけでなく「キャバクラのお店でも、また会いたい!」と思ってもらえるポイントになります。
アフターの注意点2:遠くのお店に行かない
アフターはキャバクラの営業後におこなうサービスなので、深夜帯に行動することになります。
そのため、安全面や体調面を考慮した、近場で数時間手軽に楽しめるような場所が最適です。
無理に遠出してしまうと、疲れが溜まって体調を崩す原因になったり、お客様と円満に別れて帰宅するのが困難になったりする可能性も。
タクシーや代行を利用する場合であっても、なるべく近場を選ぶと安心できます。
また、お客様からの「家まで送るよ」という提案に乗るのもNG。
住所を知られてしまうリスクがあるので、やんわりとお断りしましょう。
アフターの注意点3:お酒で判断を間違えない
アフターでの最も重要な注意点は「飲みすぎて失敗しないようにする」こと。
アフターでの過剰な飲酒は次回の来店につながるものではなく、悪印象を与えかねません。
アフターでは、すでにお店の接客でアルコールを摂取しているため、酔いが進みやすい状況です。
過度な飲酒はお客様に不快な思いをさせるだけでなく、自身の安全にも影響します。
泥酔して意識が朦朧としている状態では、ホテルへの連れ込みなどを防ぎきれない可能性が高いです。
また、品のある振る舞いが難しくなったり、うっかり口を滑らせてしまったりというリスクもあります。
キャバクラでは、お客様との肉体関係はたとえ酔った勢いでも厳禁です。
たったの一度でも体の関係を持ってしまうと、その男性客は満足してしまい追ってこなくなります。
大切な指名客を失うだけでなく、「枕営業をするキャバ嬢」というマイナスな噂まで立ってしまうでしょう。
したがって、注意深く飲酒を管理し、安全とマナーを守りながらアフターに臨むことが重要です。
アフターの注意点4:アフターがメインにならないようにする
キャバ嬢にとって、アフターはお店のサービスの延長上にあるものです。
そのため、お客様にとって「アフターがメイン」だと思われないようにすることが大切になります。
お客様がいくらアフターでお金を使っても、お店の売上やキャバ嬢のインセンティブにはなりません。
アフターありきで考えているお客様は、お店での滞在時間を短くしたり、お店での支払いをセーブしたりしてしまう可能性があります。
アフターはあくまでも次回の来店を促すための手段の1つとして捉えましょう。
アフターが不安な場合はどうしたらいい?
最後に、アフターへの向き合い方や対策について詳しく紹介していきます。
「アフターが不安なのでキャバクラ求人を諦めようかな…」と思っている女の子は、以下のポイントに留意しておくといいでしょう。
- アフターを断る理由を決めておく
- アフターを強要されないキャバクラ求人を見つける
アフターを断る理由を決めておく
アフターの約束は営業中にお客様から提案されることが多いため、接客中にその場で答えなければならない場面があります。
きっぱり断れるなら問題ないのですが、苦手に感じる女の子も多いでしょう。
その場合は焦らず答えられるように、あらかじめ断る理由を考えておくのがおすすめです。
- 同居の親が心配するから
- ペットを飼っているから
- 送迎時間が決まっているから
- お店でアフターを禁止されているから
- 掛け持ちしている仕事が朝早いから
- 仕事に慣れるまでアフターをしないと決めているから
断り方を間違えると、せっかくの指名客を失うことに繋がってしまいます。
相手が嫌な気持ちにならないような理由があるといいでしょう。
アフターを強要されないキャバクラ求人を見つける
「うまくアフターできる自信がない」という女の子には、アフターを強要されないお店で働くという選択肢もあります。
お店によってはノルマを一切設けていなかったり、アフターを禁止しているというところも多いです。
求人情報をしっかりチェックして、アフターのないお店で安心して働くのがいいでしょう。
実績19年の「ナイスタ求人」では、ノルマやアフターのない信頼できる優良求人が揃っています。
エリアや業種、待遇などで絞り込み検索ができるほか、お店からのコメントも確認できるので、自分に合った求人が見つけやすいのが強みです。
求人情報に記載がない場合は、体験入店や面接時にしっかりヒアリングしておくことをおすすめします。
まとめ
キャバ嬢にとってのアフターは、単なる仕事の延長以上の意味を持つことがあります。
アフターを通じて得られる経験や人脈は、仕事においてだけでなく、プライベートな面でも大きなプラスになることでしょう。
しかし、注意が必要な点もありますので、慎重に取り組むことが重要です。
また、アフターの対応を不安に思う方や、仕事に慣れてからアフターに挑みたいという方には、アフターがノルマでないキャバクラ求人がおすすめ。
実績19年の「ナイスタ求人」には、ナイトワーク初心者でも安心して働ける優良求人が数多く揃っています。
全国約900店のナイトワーク求人の中から、自分に合ったお店が見つかりますよ!