

長く続いていた指名客でも、いつかは来なくなるものです。そういうものだと頭ではわかっていても、やはり「なぜ来なくなってしまったのか」という理由が気になる女の子も多いのではないでしょうか。
理由が自分にあるなら直したいですし、お客さん由来のものなら諦めて次の指名客探しを頑張りたいですよね。
「最近指名客が来なくなってしまった」
「太客の来店頻度が落ちていて心配…なんとか挽回したい!」
そこでこの記事では、ナイトワークの専門家である「ナイスタ求人」が、指名客がキャバクラに来なくなる理由を詳しく解説していきます。
さらに、来なくなったお客さんに再度アプローチすべきか、見切りをつけて新規顧客に営業するかを見極める判断基準もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
指名客が来なくなった理由は3つ!
指名客が来なくなった理由は、主に以下の3つです。
- お客さんの生活環境が変化したから
- 他のキャバ嬢のところに通っているから
- 接客や営業に不満があったから
まずは、お客さん側のよくある理由からみていきましょう。
お客さんの生活環境が変化したから
指名客が来なくなる理由で最も多いのが、物理的・精神的な理由でお店に来られなくなるケースです。お客さん自身の生活環境の変化により、以前のように通えなくなったという人は少なくありません。
- 転職や転勤でお店から遠くなった
- お金がなくて通えなくなった
- 家族・恋人ができてキャバクラ通いを辞めた
上記に該当する場合、お客さんにLINEやメールで営業をかけても反応が薄くなります。「あれ?冷めたのかな」と思ってしまいがちですが、実は別の要因があるケースも多いのです。
他のキャバ嬢のところに通っているから
次に多いのが、別のキャバ嬢に入れ込んでいるケースです。新規開拓が好きなお客さんは、刺激を求めて他の女の子に流れてしまうパターンも多いでしょう。キャストとしてはショックかもしれませんが、キャバクラでは日常茶飯事なので、必要以上に自分を責める必要はありません。
たとえば、「以前は週1で通っていた常連さんがいたのに、急に連絡が減って来店も途絶えてしまった」というお客さんを、別のキャバ嬢のSNSで見かけるというケースは珍しくないのです。
新鮮さを求めて、別の女の子に目移りするという男性は多いもの。ましてや付き合っているわけでもないので、「1人のキャバ嬢にだけ入れ込む」という誠実なお客さんは稀なのです。他のキャバ嬢に浮気されても気に病まず、「そういう人だった」と切り替えて次のチャンスを掴みましょう。
接客や営業に不満があったから
接客や営業スタイルに不満があった、そもそもお客さんとの相性が悪かったというケースも考えられます。
- 「重めの営業で疲弊したので、通うのを辞めた」
- 「接客時の振る舞いがあまり好きではなかった」
- 「顔が好きで通っていたけど、思っていた性格と違った」
この場合は、お客さんの好みの問題だけでなく、キャバ嬢に原因があるケースもあるでしょう。たとえば、営業感の強いメールやLINEは敬遠されがちです。お礼LINEのついでに「次いつ来れる?」と毎回送っていると、重たく感じられてしまいます。
最初は喜んで返していたお客さんも、長く続くと来店がプレッシャーになってしまい、最終的には疲弊してしまうでしょう。
指名客が来なくなった原因がキャバ嬢側にあるケース
以下は、指名客が来なくなった原因がキャバ嬢側にあるケースの例です。
- 営業LINEがしつこく感じられた、重かった
- 返信内容が義務的で冷めてしまった
- 会話がマンネリ化して飽きてしまった
- 自分の話ばかりせず、お客さん自身も興味を持って欲しかった
- 金銭的に無理な要求が多く、疲弊した
- 態度や発言に不満があった
- 整形や太ったなど、別人級の変化があった
- 何度も約束を破られた
- 付き合えると思っていたのに、可能性が低いとわかったから など
最初に居心地の良さを感じてくれていたお客さんほど、違和感に敏感になるので離れていってしまいます。そのため、上記の行動や態度が続くと、最初はよくても段々と「なんか違うな」「もういいや」と思われてしまうでしょう。
思い当たりがある人は、この機会に自分の言動を振り返ってみてください。
指名客が来なくなるサインと見切りの基準
指名客が来なくなるのを防ぐには、サインにいち早く気付き、離れかけている気持ちを取り戻すことが大切になります。また一方で、もう来ないであろうお客さんへ営業をかけていても無駄足になるため、見切りをつけることも重要です。
ここからは、指名客が来なくなるサインや、もう来ない指名客の特徴についてみていきましょう。
指名客が来なくなるサインの具体例
指名客の言動が以下に複数当てはまる場合は、気持ちが離れている可能性が高いでしょう。
- そっけない返事が増えた(遅い・無反応・短文の返事)
- 来店の頻度が落ちた(週1回→月1回など)
- 同伴やアフターの誘いを断る
- 他のキャバ嬢の存在をほのめかす
- 誕生日やイベントのお知らせにも反応しない
- 自分の話題に関心を示さなくなった
- プレゼントやシャンパンのリクエストに乗ってこない
- 会話が業務的、反応が薄くなった
- 来店を促すとスルーor避けられる
ただし、忙しくて一時的に気持ちが離れているだけの可能性もあります。焦らず冷静に見極めることが大切です。
もう来ない指名客を見極める基準
指名客からの反応が悪く、以下の状況になっている場合は、一生懸命営業をかけても響かないでしょう。縁がなかったと思い、見切る1つの基準として判断することが大切です。
- 1ヵ月以上来店がなく、連絡しても反応がない
- 誘っても「また今度」「忙しい」「お金がない」と繰り返す
- お店に来店できない明確な理由がある(転勤で遠くなった、結婚したなど)
- SNSなどで他のキャバクラに行っているのがわかる
- 自分からの発信ばかりになっている
上記の状況で指名客に執着しても、自分の気持ちがすり減るだけです。「来ない=自分の価値がない」のではなく、「今はそのお客さんのターンではない」と切り替える意識を持つことが大切になります。
見切りをつける勇気を持つことで、新しいお客さんに時間とエネルギーを使えるようになるでしょう。
来なくなった指名客をバネに魅力を高めるコツ
最後に、離れたお客さんをバネにして指名を増やすコツについてみていきましょう。
- 指名客にこだわりすぎず広い視野を持つ
- 自分本位な営業はしない
- 自分の振る舞いを見直す
戦略的に営業をおこなうことで、新たな太客候補がゲットできたり、離れかけていた気持ちを取り戻せたりします。自分に原因があるケースもあるので、いい機会だと思って接客や言動を振り返ってみてください。
指名客にこだわりすぎず広い視野を持つ
指名客が減ってきたときこそ、新規顧客や太客候補を増やすチャンスだと捉えてみてください。どこに伸びしろのあるお客さんがいるかわからないので、ヘルプ席やフリーのお客さんにも全力で接することが大切です。
イベントや出勤予定をSNSで発信したり、軽めの営業LINEなどで「行きたい」と思わせるきっかけづくりをしたりするなどの工夫をしてみましょう。
一般的に、キャバクラの来店頻度が高いお客さんは指名客になりやすい傾向があります。よくフリーで来店する人や反応がいい人に着目して、少しずつ関係性を深めていきましょう。常連になりやすいお客さんを見極めることが大切です。
自分本位な営業はしない
営業メッセージの内容が、自分目線ばかりの連絡になっていないか再確認することも大切です。自分目線の連絡の例については、以下を参考にしてみてください。
- 「次いつ会える?」
- 「またお店に来て欲しいな~」
- 「会えなくてさみしいよ」
最初は楽しかったメッセージのやり取りも、上記のような内容が毎回来るとプレッシャーになってしまいます。「またか…」「返すの面倒くさいな」と思われてしまうと、気持ちが離れていってしまうでしょう。
また、反応が悪くなったからといって、焦って連絡を増やすのはNGです。「最近忙しそうですね、無理せずほどほどに頑張ってください」など、相手を気遣うような言葉を盛り込むと好印象になります。
自分の振る舞いを見直す
指名客が来なくなったときこそ、自分の立ち振る舞いを見直し、魅力を伸ばしてステップアップするチャンスです。落ち込むのではなく「どこかに改善点があるかも」と立ち止まってみてください。
- お客さんの立場や気持ちに寄り添えていたか
- お客さんの話はきちんと覚えていたか
- 見た目や雰囲気に手抜きはなかったか
- きちんと感謝ができていたか
- 礼儀やマナーはどうだったか
- 自分らしい魅力を高められていたか
- おねだりしすぎていなかったか
上記のような小さな見直しが、最終的にお客さんの信頼や好印象を勝ち取る結果につながるのです。
また、離れていったお客さんの言動や反応を振り返ることで、自分の営業スタンスに合ったお客さんの傾向が把握できるメリットもあります。「自分にはこんな傾向があるから、こんなお客さんだと相性がいいかも」と気付けるケースもあるでしょう。
まとめ
足しげく通っていた指名客が来なくなったのは、失敗ではなく1つのターニングポイントとして前向きに捉えてください。今後もキャバ嬢として成長していくためにも、常に相手の目線に立つことを意識しましょう。
また、離れていきそうなお客さんを引き止めるためには、戻って来る見込みがあるかどうかを見極めて効率的に営業をかけることが大切です。
ただし、どんなに頑張っても成果が出ない場合は、客層やお店の雰囲気が今のあなたに合っていない可能性もあります。その場合は、移籍なども視野に入れてみるのがおすすめです。
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